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2007年03月12日
2007/3/12 てゆーか死んで
「てゆーか死んで。死になさいよ」
原宿を歩いていたときに女子高生が友達に向かって喋っていた言葉。
最近、街を歩いているとこういうセリフをよく聞くが、原典はどこかの芸人?
とても友達にいうセリフではないが、実演で聞くともっとひどい。
このセリフは、相手に死んでくださいと命令した直後に、死んでくださいと重ねて懇願することで強調の効果を得ており、声も芝居のクライマックスでよくみられる無駄に情感の込もっていました。いわば、命令、懇願、繰り返し、劇的な口調と短いフレーズのなかに4種類のテクニックをギッチリ詰めて「死ね」という言葉のみを強調しているのですが、これって一種の呪いのテクニックです。気が弱い子供ならこの言葉に打ちのめされて死にたくなってしまうでしょう。
逆にいえば、こういう言葉に打ちのめされないほど鈍感な子供が増えているということでしょうか。
興味深いのは、戦後日本が目指してきた科学万能の世の中から、だんだんと論理より感情(迷信)を重視する世の中に先祖帰りしつつあることですね。
社会が科学万能という思想に対してNOといった結果がコレならば、迷信を信じる頭の悪い子供たちに、科学を信じる大人は我慢しなきゃならんのでしょう。
それが嫌なら宗教も迷信も呪いもすべて否定し、科学的な考え方を徳目とするように教育しなきゃならんわけですが、現実にそういう動きは薄い。
個人的に太平洋戦争の原因をいろいろ調べているのですが、その一因として、日本人が迷信深かったのが原因っていうのがあるんですよ。
鬼畜米英とかいう標語をみれば一目瞭然ですが、論理的思考をすべき所で神風や鬼畜米英という科学的裏付けのない勢いだけの迷信にすがってしまった。
それに対する反省が、戦後の科学万能という思想になっていたのですが、冷戦が終わったあたりで科学万能はいかがなものか、科学万能が産んだ核による恐怖を忘れたのかと社会全体が思想を切り替えたという経緯であり、それが目に見えるかたちであらわれたのが最近の「てゆーか死んで。死になさいよ」なのかもしれません。
▼時事NEWS
外国人は「売り」、個人は「買い」 日本市場、主役逆転
http://www.asahi.com/business/update/0311/002.html
この局面で買いに走るのは正直どうかと思う。
公安調査庁に対するCIAの評価
http://espio.air-nifty.com/espio/2007/03/post_dbb2.html
これは耳が痛い内容だ……。
日米同盟を蝕み続ける「海自」批判の朝日“誤報”
http://www.eis-world.com/template/eiscolum/seiron/070303.html
朝日はテロ組織だな。
中国が火消し? 安倍首相の「おわび」を一斉報道
http://www.asahi.com/politics/update/0312/004.html
中国首相、来日時にTV出演へ…日本国民と直接対話
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070311i502.htm
日本が一向に折れないから、さすがに慌てたか。
「米国は拉致問題見捨てた」…ボルトン氏、厳しく批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000103-yom-int
日本も悪いんだよな。ボルトン氏のような人物をぜんぜん支援しないんだもの。
2ちゃんねるでウリを『ニダー』というキャラにしてばかにしているニダ
http://specificasia.seesaa.net/article/35562578.html
自爆?w
商標権侵害の中国「HONGDA」、3カ国で自動車生産へ
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070311/sng070311006.htm
――パクリすぎ (屮゚Д゚)屮
バンパイアハンターが生き返らないようにとミロシェビッチ元大統領の心臓を串刺しに
http://10e.org/mt2/archives/200703/062316.php
靖国がどうの位牌がどうのと騒いでいる隣の国の人たちに共通する宗教感というか迷信深さを感じた。
▼科学NEWS
サンショウウオロボットで生物の進化を探る
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/12/news030.html
脊髄をロボットで再現というのは珍しいアプローチかも。
言葉をめぐるエトセトラ
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1580189
翻訳小説が出なくなる
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070311/honyaku
科学あらかるとさんでみつけた記事。翻訳小説が好きな人間にとって、これは死活問題。というか昔にくらべて面白い翻訳ものが減ったのはそのせいなのか。
国立循環器病センターのICU専属医師たちに続き、手術担当の心臓血管外科のベテラン医師2人も3月末退職予定
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/03/2007_3icu23_87d0.html
天漢さんから。経営者がバカな病院から医者はどんどんやめていき潰れていく時代になるわけですな。
有人宇宙船開発競争、ロシアとアメリカに見る対照的な設計思想
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200703091436
(´ー`)y-~~~
NASAの宇宙ロボット、お偉い方は理解しないが脚など飾り
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200703091514
(|||´д`)!!
豚肉をコーラにひたすと寄生虫ゾロゾロの動画は捏造だった
http://www.new-akiba.com/archives/2007/03/post_8006.html
騙されないように。
巨大生物の卵? 大きな丸い岩出土
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=121116
モスラーやモスラー♪
3日間だけ目覚め、再び眠りに 6年前に倒れた女性
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200703090005.html
こういう例をみると「生きている」という定義が難しくなる。
▼コンピューターNEWS
激安DVD 何でも1枚1000円 「注文を受けてから焼きます」
http://www.akibablog.net/archives/2007/03/dvd_070309.html
それはさすがに違法だろw
マイクロソフトのアンチウイルスソフト、Outlookのメールを間違って全削除
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/936069.html
マイクロソフト……。
新要素の秘密満載! 『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』インタビュー完全版
http://www.famitsu.com/interview/article/2007/03/05/668,1173065035,68023,0,0.html
面白そう。
▼そのほかNEWS
メディアが隠す世界のタブー
http://blog.livedoor.jp/blog_ch/archives/50778987.html
あるあるある……w
古い夢は 置いていくがいい♪
http://www.geocities.jp/ponkitirr/reiji.html
映画版999のゴダイゴの歌詞だったなあ。
米政府、R2-D2を量産中
http://japanese.engadget.com/2007/03/10/usps-r2-d2/
国会議員、自身のサイトをクリンゴン語に翻訳
http://excite.co.jp/News/odd/00081173575006.html
ドイツ公営放送がクリンゴン語での配信を開始
http://slashdot.jp/articles/04/09/17/125235.shtml
Σ(・ω・ノ)ノ
マクロス25周年記念展 サテライトがアニメフェアで
http://animeanime.jp/news/archives/2007/03/25311.html
マクロスもガンダムもまた新作やるのか。
ガンプラのボックスアート
http://www2.plala.or.jp/otokooidon/
MSVがいちばんいいな。
グルメの拳
http://www.hotpepper.jp/doc/ken/index.html
(; ̄_ ̄)うほっ
人気女優ら丸裸に…AV業界、Winnyで大放出!
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030922.html
……これ自体はどうでもいいんですが、普段はWinnyを叩いているZAKZAKがWinnyで得た情報をそのまんま転載するのは報道機関のプライド的にどうなんですか?w
▼今日の一枚。ここは満員だ、ほかをあたりな。

投稿者 teitoku : 2007年03月12日 17:02
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コメント
「科学も呪術も万能ではない」が実情なんですが。
科学は経験則を整理したものでしかないし、呪術はもっと体感的に世界を説明し干渉する思考形態。
「心霊写真」とか私はネタとして楽しんでますが。
そのくらいの適当な距離を世界に対して持っていいと思いますが。
投稿者 蝦夷王 : 2007年03月13日 00:38
いやさ、呪術そのものは悪いもんじゃないのよ。
でもそれは科学的な思考を身につけている人間が楽しむ場合に限っての話であって、呪術的な人間が科学を語ったり、呪術を語るのはものすごくまずいわけ。
適当な距離を世界に対して持つには、呪術ではなく科学的な思考がまず最初に必要かなと。そういうこと。
投稿者 提督 : 2007年03月13日 00:55
> 科学は経験則を整理したものでしかないし
だから「経験されているが、実感に乏しい」目に見えない量子力学分野などは、理解するのが難しい という話なのかしら?
私は「科学的な思考がまず最初に必要」というのに共感します。それがないと「水からの伝言」がうち破れない。水からの伝言を信じる学生に「言葉に波動があるとしたら、shineの波動はどうなるのか?」と問いかけた例が、本質でしょう。呪術的な「体感的に世界を説明し干渉する」態度は、「あなたにもいつか判るときがくる」、などのような自分勝手な理屈でではなく、世界を認識出来る場合にのみ有効でしょうか。(私はあれは詐欺だと考えています)
昔は長命な(賢明な)個人に蓄積された知識経験が「呪術」の裏付けになっていたわけですが、現代のように加齢による経験の蓄積が情報伝搬の加速化によって無価値になると、「オレ様のような特別な人間にしか理解できない高尚な理論」を主張する以外に、自己を確立できない大人が出てきますので、その辺りは選別しないと危ないですね。
というわけで、子供のうちに科学読み物を、というのがうちのスタンス。それは、提示されたものについて、自分が知っている部分と知らない部分が有る、という事を理解するための訓練なのですよ。「世界には常に謎が存在している」というのが、物事のベースラインですし、それを認識すると「万能」の罠には陥らないですむでしょうから。
ところで、良質の記事が本当に少ない日本で、良質の翻訳を提供してくれている人達が食べられなくて絶滅してしまったら大変です。困った話だと思います。みんな文章は読んでいるんだけどねぇ…
投稿者 M : 2007年03月13日 09:37
いつも拝見させて頂いております。
日本人が過去から今に至るまで抱えているのは迷信深さからくる科学的思考の欠如ではなく、情報取り扱い能力の低さだと思います。
各々に高いレベルの科学的思考を求めるのは酷ですしそれ自体がすでに曖昧、新興宗教の類に高学歴の方も少なくない事実から教育面でできる事も限られています。また、最近は一見科学的な入り口を提示して引き込む例もあり、現に私も一回引っかかり掛けました。それを私が科学的思考能力が著しく欠如した結果ならともかく、私は完全にそうとは思ってはいません。
そして今、少なくとも人生の中で最も世間に対して適当な距離を保っているつもりではいるのですが、それはまず非科学的なものへの信仰を断ち、次に科学的なものへの信仰を断ち、最後に自分自身の判断力への信仰を捨てた結果です。
与えられた情報が常に正しい訳でないのは当然として(もっとも日本人はここから始めなければならない人も多いと存じます)、人間がいかに情報に騙され易いかを自覚してこそ客観的な各々の位置が確保されるのではないかと思います。
長文失礼致しました。
投稿者 郷 : 2007年03月13日 09:47
>Mさま
情報とひとくちでいっても、高度な情報はまず低難度な情報を咀嚼してから高難度なものに取り組まねば理解できません。
人に物を教えるということは相手の力量をマンツーマンで確かめて、その人のレベルにあった情報を与えるという作業だろうと思います。
そうすると「あなたにもいつか判るときがくる」っていうのは、教育を放棄した言葉になるようです。師匠のくせに責任放棄するのは怠慢でしょうw
子供のうちに科学読み物を、というのはまったく共感できることです。しかし、一つの知識を正確に理解し楽しむには、いったいどのぐらいの知識が必要になるのでしょう。
特に不特定多数に向けて発信しているWebでは、その情報が誤解されずに伝えるにはよほどの伝達能力が必要です。まったく気が遠くなる話です……。
>郷さま
皮肉なものいいをしますと、あなたは「自分自身の判断力への信仰を捨てた」という信仰を得たのではないでしょうか?
数学と違って心の問題は究極のところ信じるか信じないかでしかありません。好意的に解釈するなら、あなたはより無害なものを信仰するようになったから安全だという話のように思えます。
私がみるに、新興宗教の類にひっかかるのは極端な人が多いようです。過度に自分を信用していたり、過度に自分を信用していなかったり。逆に新興宗教にひっかからない人間は、ほどほどを心がけている人が多いようです。
では、そのほどほどのバランスを実現する力はなにか、という話になると「うまい話には裏がある」という程度の「科学的な」思考で十分なのですw
いや、実際のところ私は「うまい話には裏がある」という「信仰」を持っていますが、たいていの場合は役だってくれています。
ではなぜこの言葉は有効なのでしょう? 有効である場面とはどんな場面で、逆効果になる場面はどんな場面でしょうか? 科学的思考はじつはここで使われるものなのです。
検証する能力といいましょうか、別に誰がどんなものを信じてもかまいませんが、それを常々検証する作業が必要なのです。また、何も信じないという立場では日常生活はおくれません。
ですから、あなたは信仰を捨てたからといって安心するのではなく、常々自分の姿勢が正しいかチェックすべきなのです。
つまり、会計監査が毎年あるのと同じ理屈ですね。
そして呪術的思考が決定的にダメなのは、この自分の姿勢をチェックする能力に欠けているからなのです。
投稿者 提督 : 2007年03月13日 11:40
塾講師やっててつくづく思ったのは、今の教科書内容の薄さでした。改定のたびに内容が削られていく・・・
「理解できないものを教えるな」という意見もありますが、「自分の理解できていないことが一杯ある」事を知るのも教育のはずなんですけどねぇ。
科学的思考では良く「判らない、という事が判っているのは非常に大事なのだ」という言い方をしますが、その基本が理解できていないと教育も間違うと思います。
その意味で言うと、「あなたもいつか判るときが来る」と言うのでは駄目で、「君はこの辺が理解できていないのだ」を理解させることが教育である、とも言えます。
・・・どうでしょう?「内容を理解させろ」は難しいかもしれませんが、「内容が理解できていないことを理解させろ」なら、教師のハードルもまだ低くなりませんでしょうかね。
投稿者 みなみうり : 2007年03月17日 00:02
教師は全能だ、という間違ったプライドを持っている教師が多いから無理なんでしょうね。
教師ですら知らないことがある、教える立場の人間だって学ばなきゃならないし、間違うことだってあるんだと謙虚に教師がいえる、そしてそれを許す環境があるなら、「内容が理解できていないことを理解させろ」は有効かもしれません。
まあ、いまだに君が代に反対している一部の教師には逆立ちしても無理だと思うけど。ああいう人間を教師にしたまま追放もできないんじゃどんな改革をしても無駄かな。
投稿者 提督 : 2007年03月17日 09:43